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1/12,13と、チーム日本選手権ディスクゴルフ2020を昨年と同じ小山思いの森ディスクゴルフコースで行った。

今年は昨年より2チーム多い16チーム64名の参加があり、部門別ではプロオープン部門が1チーム、プロミックス部門6チーム、プロアマミックス部門5チーム、アマミックス部門4チームで各部門で熱戦が繰り広げられた。プロオープン部門が1チームのみのエントリーとなったのでプロミックス部門に組み入れ7チームの組み合わせでのラウンドとした。
大会初日、午前ラウンド(1R,2R:Par144)。
どのチームもコース攻略に苦戦したようでアンダーパーのチームはでなかったが、安定したスコアで回った「OK3」が2オーバー146で首位にたった。2位に1打差(147)で「HASS20202」。3位に「Tstr新人入りました」(150)。同スコア(156)で「それぞれ」と「ピーティ」。「昭和☆ゆかい」(157)、「ドラゴン・スネーク」(164)と続いた。
午後ラウンド(3R:Par72)に入ってから、猛チャージをかけたのが、「HASS2020」。7アンダー65の爆発的なスコアで一気に首位(212)に。2位には「OK3」(222)。3位に午後ラウンド4アンダー(68)の好スコアを出した「ピーティ」(224)。逆転可能な好位置までスコアを戻した。続く4位は3打差(227)で「Tstr新人入りました」。5位「それぞれ」(234)。6位「昭和☆ゆかい」(234)。7位「ドラゴン・スネーク」(244)で初日を終えた。
2日目、午前ラウンド(4R,5R:Par144)。2位とはすでに10打差をつけている「HASS2020」がイーブンパー(144)の安定したスコアで首位をキープ(354)独走態勢にはいる。激戦となったのが、2位争いの「OK3」と「ピーティ」。スタートの2打差をなんとか守り「OK3」が2位(371)。そして1打差(372)で「ピーティ」が3位。続いて同スコア(381)で「Tstr新人入りました」と「それぞれ」、昭和☆ゆかい(396)、ドラゴン・スネーク(409)として決勝ラウンドに向かう。
決勝ラウンド(12H Par:36)。決勝ラウンドは、4人1ディスクのオルタネート。部門別順位に影響はないが、「それぞれ」が2アンダー34の好スコアで最後にオープンエントリーの意地を見せた。ミックス部門はやはり2位争いの「OK3」と「ピーティ」に注目したい。スタートは一番ホール、120mの一番長いホールだ。メンバーの並び替えを選択できるスタートホールで「ピーティ」は遠投力のあるメンバーをティスローに入れバーディを狙いにいく。そして見事狙い通りバーディをゲット。「OK3」も負けてはいない。2番ホールに狙いを絞る。そしてこちらも狙い通り見事にバーディ。明暗を分けたのが3番ホール。88mのゴール周辺をOBを囲む岬のようなホールでOBとバーディが背中のホールだ。「ピーティ」にとっては午前ラウンドトリプルボギーの悪夢がよぎる。無理をせずパー狙い。逆に「OK3」はここで痛恨のダブルボギー。逆転のホールとなってしまった。その後一進一退を繰り返し2打差で迎えた12番池越えの最終ホール。「OK3」にとってはバーディが絶対条件。結果は、パー。「ピーティ」はボギーとしたが、1打差で逃げ切りとなった。
最終成績。プロオープン、1位:「それぞれ」(415)。
プロミックス、優勝:「HASS2020」(389)。2位:「ピーティ」(406)。3位:「OK3」(407)。4位:「Tstr新人入りました」(417)。5位:「昭和☆ゆかい」(436)。「ドラゴン・スネーク」(450)。
今大会から新設したプロアマミックス(1day)は5チーム20人のエントリー。午前ラウンド(1R,2R:Par144)76,78:154で回った「しもつかれ2020」。2位には3打差で「冬空スヌーピー」(157)。3位にさらに3打差で「ほっとみるく」(160)。「髭とロン毛,その妻と家内」(171)。「おやまんぼう」(172)と続いた。
決勝ラウンド(12H Par:36)。12Hでの3打差は大きい。このままベテランぞろいの「しもつかれ2020」が優勝するものと思われた。だが、「しもつかれ2020」はスタート6番ホールから午前ラウンドとは何かが違っていた。いきなり右OBのダブルボギースタート。一つパーをはさんで続く8,9番ホールでもダブルボギー。一気にスタート時のリードを吐き出した。このラウンド8オーバー46で逆転をゆるす。逆に2位と3位スタートの「冬空スヌーピー」と「ほっとみるく」は、堅実なプレーでスコアをキープしていく。冬空スヌーピーはこの日ベストスコアの1アンダー35で回り首位に。ほっとみるくも2オーバー38で回り2位に浮上。大きく崩れた「しもつかれ2020」が3位に後退。4位には本来の実力を取り戻した「髭とロン毛,その妻と家内」がイーブンパー36で回った。唯一アマチュアメンバーだけでで挑んだおやまんぼうは4位に1打差まで近寄るも、決勝ラウンドでつきはなされ5位に。
最終成績。優勝:「冬空スヌーピー」(192)。2位:「ほっとみるく」(198)。3位:「しもつかれ2020」(200)。4位:「髭とロン毛,その妻と家内」(207)。5位:「おやまんぼう」(207)。
アマミックスは、4チームエントリー。この部門には、多彩なチームが集まった。家族チームのおおうち家。地元シニアメンバーのまさみつくんとゆるふわイキイキ。そして優勝候補の冬空ラプソディMX。
午前ラウンド(1R,2R:Par144)169で回った「冬空ラプソディMX」が首位に。スタートホール緊張からかいきなり4つのOBを続け10打と波乱のスタートした「おおうち家」だがその後持ち直し(183)2位に。続いて「まさみつくん」、そして「ゆるふわイキイキ」チーム。
決勝ラウンド(12H Par:36)。若さと実力に勝った「冬空ラプソディMX」が決勝ラウンドでもしっかりスコアメーク(1オーバー37)してそのまま逃げ切った。決勝ラウンドでの順位変動はなかったが、昨年と同じメンバーで挑んだ「まさみつくん」と「ゆるふわイキイキ」は昨年度のスコアからは着実にスコアを伸ばしていた。
最終成績。優勝:「冬空ラプソディMX」(206)。2位:「おおうち家」(214)。3位:「まさみつくん」(239)。4位:「ゆるふわイキイキ」(277)。

今大会から、より多くのかたにチーム戦の楽しさと魅力を味わっていただけるよう、会員、非会員の区別のないエントリーフィとしました。チーム戦は、4人で協力しあい同じ場所同じ時間を共有し、楽しく満足していただける事が運営する側としても最もうれしいことです。チーム「おおうち家」のようにご家族で参戦し、ディスクゴルフがより親しみやすいスポーツになっていくことを期待します。