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JPDGA公式戦(ABT-A)第13回南相馬オープンが4月29日・30日に南相馬市馬事公苑特設コースを会場に開催されました。東日本大震災から再開を果たした昨年から2年目の開催。今年はプロ・アマとも2dayでの開催を復活、プロ・アマ総勢72名のプレーヤーが2日間馬事公苑で熱い戦いを見せてくれました。
今年は馬術競技会と日程が重なったことから、いろいろな面で制約をうけご迷惑をおかけしたこと申し訳なく思います。

 初日の午後から雷警報が発生しましたが、幸運にも会場を逸れて強い雨に見舞われることなく公式練習から3日間ほぼ好天に恵まれた大会になりました。緑がきれいな馬事公苑をみんなに感じていただけたことと思います。
プロ部門は31名の参加。
 オープンは、初日好調にラウンドを重ねた菊地選がトップ、2日目白井が追い上げ決勝で5差を追いついてのサドンデス。サドンデス1ホール目で菊地がゴール3mつけバーディー、白井はパーで惜しくも逆転優勝を逃した。3位に松田、4位に実広が入賞。菊地は昨年に続き2連勝。プロ部門全体でアンダーパーのプレーヤーはオープン上位の4名のみでした。
レディースは、佐藤が1Rこそトップを逃したが2R目60の素晴らしいスコアでラウンドその後は一度もトップを譲らず優勝。2位に関口が入賞。
マスターは、1R目から2位に5差をつけて逃げ切り体制。一度もトップを譲ることなく2位に10差をつけて圧勝。2位、3位争いは僅差で2日目柴原を準決勝で逆転した平林であったが、決勝で26の好スコアでラウンドした柴原が2位、平林が逆転を許し3位入賞となった。
グランドマスターは、カールと藤井が終始優勝争いを見せてくれた。2Rで藤井を逆転したカールが準決勝で追いつかれたが決勝で逃げ切り優勝。2位に藤井、3位に吉岡が入賞。カールは昨年に続き2連勝。
シニアグランドマスターは、大滝が1Rから終始安定したスコアで一度もトップを譲ることなく2位に11差をつけて圧勝。
アマチュア部門は41名参加。
アドバンスは、アマ部門唯一アンダーパーでラウンドした山口太陽が2位に大差をつけて優勝。女性でアドバンスにチャレンジした山口亜衣が決勝に残る健闘を見せてくれた。2位に黒渕、3位に石川が入賞。山口太陽は昨年に続き2連勝。
マスターは、村上が一度もトップを譲らぬ安定したスコアで優勝。村上は昨年に続き2連勝。
グランドマスターは、真坂が一度もトップを譲らず2位に10差をつけて圧勝。2位に決勝で吾妻を逆転した白井が入賞した。
グランドマスターレディースは、吉岡が終始安定したスコアで2位に大差をつけて圧勝。2位に決勝で金子を逆転した菜花が入賞した。
シニアグランドマスターは、3人が終始優勝争い、初日2位の斎藤が3Rで緒方を逆転し優勝。初日3位の宮本が決勝で緒方に追いつき同スコアでニアピンにより順位決定。緒方が勝利し2位、宮本が3位となった。
シニアグランドマスターレディースは、土田が1Rから一度もトップを譲らず圧勝。2位3位争いは2日目児玉が追い上げを見せたが緒方が逃げ切り2位、3位は児玉が入賞した。
レジェンドは、土田が初日の好調さを守って優勝。2位に有賀、3位に重松が入賞した。
今回の大会賞品は、原発事故によりいまだに風評被害に苦しむ地元の名産を使わせていただきました。福島の安全・安心な姿を全国に発信するため皆さんのご協力を宜しくお願いいたします。
東日本大震災から6年、南相馬オープン再開から2回目の大会となりましたが、大会運営に不手際が多くあったことプレーヤーの皆様に申し訳なく思います。今年を経験に来年はより楽しんでいただける大会にできるように頑張っていきたいと思います。2日間素晴らしいプレーを見せてくれたプレーヤーのみなさんありがとうございました。そして、この大会を開催するにあたりご支援ご協力を賜りました皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。