2018 PDGA Pro Masters Worlds Championships – Kansas City, KS/MO
8月14日から18日にかけて、米国 Kansas Cityで開催された 2018 PDGA Pro Masters Worlds Championshipsに出場する機会を頂きました。

Pro Worldsは、2012年のCharlotte, NC(MP50+)に諸岡さんと一緒に参加して以来二度目で、Kansas Cityで開催するWorlds出場は2003年、2009年のAma Worlds以来三度目になります。

昨年度からPro Worlds は、Open部門とMasters部門を分けて開催するようになったようです。

Registration, Players Meeting等もごった返すことなく、淡々と進みました。Players Meetingでは、参加6ヵ国中、日本代表として白井さんが日の丸を掲げて入場行進をされま した。流石、白井さんは他の誰よりも堂々とした入場行進でした。

Open部門と日程を分けたことで、参加人数が分散したため、大会規模が少し縮小したような印象を持ちました。

しかしながら、MP40+にDavid Feldberg, Barry Schultz, MP50+ にPatrick Brown, Mitch McClellan, Randy Lahm, Crazy John Brooks等の実力者が勢揃いしていました。そして、MP60+には、世界の白井選手、Rick Voakes, David Greenwell, Randy Beers選手等が顔を揃えました。

2012年のCharlotte, NCの1ラウンド目で一緒に回ったJoe Mela選手に再会出来ることを楽しみにしていましたが、今大会には参加していませんでした。

今大会の特徴は、まず予選が4日間で4ラウンドであったことです。過去のWorldsでは、Pro, Ama共に4日間6ラウンドあったため、一日2ラウンドする日はコースも変わることから移動手段の調整も苦労しました。それに比べて今回は競技日程に余裕生まれ、当日の予選ラウンド終了後は、サマータイムで午後7時頃まで明るいこともあり、豊富に練習をすることが出来ました。これは、私にとって大きな収穫となりました。

コースは、MP60+と関口さんが参加したPro Masters Women 50+が、Rosedale とHeritageを二回づづ、MP40+と藤井さんが参加したMP50+は、Water WorksとBad Rock Creekを二回づづラウンドしました。過去二回のKansas City開催のWorldsでは、Semi Final, Finalの会場になったSwopeを使用しませんでした。

今回は、白井さんの特訓の成果で、過去2回は、苦しい思い出しかなかったRosedaleを初めて楽しみながらラウンドすることが出来ました。

また、予選は全てTee Time Startで行われたため、スタートは毎回アナウンスされてから一番Teeに立って、皆に注目されながらTee Throwを する緊張を味わいました。

今大会は、Disc Golfを始めた頃から憧れの選手でもある白井さんと同じ部門のWorldsに参加するという、正に夢のような大会でした。

成績は残念ながらお恥ずかしい限りで、初日トップタイの白井さんに比べて、私は最下位タイで始まり、一度も這い上がることなく予選を終えました。

Women 50+で優勝した地元のTavish選手に負けるなとはっぱをかけられましたが、情けないことにまったく歯が立ちませんでした。

また、Women 50+で準優勝したSheila選手は、2009年のPro, Ama合同開催の時、五味淵さんと一緒にCliff Driveで練習していた時、会って話をしたことがある選手でした。当時は、Women 40+に参加すると言っていたように思います。私のスコアは、Sheila選手とほぼ同じくらいでした。

白井さんは、世界の白井さんだけあって、多くの人が声を掛けてきますが、そのほとんどの人を白井さんはご存知ないということでした。

藤井さんは、1ラウンド目にPatrick選手を驚かせるThrowで鮮烈デビューを飾りました。更にINNOVA主催によるCRANE BREWINGでのPlayers Partyで、鶴の折り紙を披露して一躍有名になり、女性選手達にモテモテでした

関口さんは、その明るい性格でTavish選手、Sheila選手から、「Shigekoは、皆を楽しい気分にしてくれる」とひとしきり褒められていました。。

米国の60代は、まだまだ元気です。今回はRcik 選手に奥様が付き添っている以外、女性連れのPlayerは見かけませんでしたが、男性のキャディーを連れている選手が数人いました。彼らは一様に礼儀正しく、且つ優しい人たちで、数少ない私の良かったPlayにも「Good Shot」、「Nice Putt」と声を掛けてくれ、心が和みました。

最後になりましたが、出場にあたり様々な手配や準備を支援してくださったJPDGAの皆様、出場資格の詳細を確認してくださった諸岡さん、それに大会期間中、行動を共にしたチーム・ジャパンの皆様、大変お世話になりました。また、現地で車の運転を引き受けてくださった藤井さん、関口さんありがとうございます。特に藤井さんは、私たちを試合会場まで送り届けてから移動して、自身の試合に臨まなければならず、負担を掛けてしまい申し訳ありませんでした。この場を借りて皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

#8100 Kawai