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このたび、第28回関西オープンを無事に開催することができました。大会期間中は練習日を含めて天候にも恵まれ、参加者の皆様に存分にプレーを楽しんでいただける環境となったことを、大変うれしく思います。

今年は、これまで数年来別々に開催していた「関西プロ」「関西アマ」を統合し、両部門併催という新たな形での開催といたしました。「参加者みんなが楽しめる大会」というコンセプトのもと、プロ・アマが同じ空間で交流しながら競技に臨むことで、より大きな一体感を感じていただきたいとの想いを込めての実施でしたが、参加された皆様に楽しんでいただけましたでしょうか。

また、とやまフライングディスクストア様をはじめ、個人の方々からも多くのご協賛を賜り、さらにスタッフの物心両面にわたる多大なボランティア精神にも支えられたことで、プロ部門の賞金総額はPDGA B-tier基準をクリアすることができました。ご協賛くださった皆様、そして大会運営に尽力いただいたスタッフの皆様に心より御礼申し上げます。

さらに、今回よりディスクゴルフシーンでのエントリーを国内公式戦として初めて本格導入いたしました。これにより参加者管理が大幅に効率化された一方で、いくつかの課題も明らかになりました。しかしながら、これらを克服することで国内選手の利便性の向上をもたらすことはもとより、大会運営側の負担軽減や海外選手の参加促進につながると確信しております。

プロ28名、アマ21名、ワンデーアマ3名という多彩な顔ぶれが一堂に会し、技術を競い合い、交流を深めた二日間は、関西オープンの新たな歴史の1ページとなりました。
一方で、今後の課題として、スタッフのボランティア精神に頼りすぎない運営方法を模索していく必要性を強く感じております。持続可能で安定した大会運営体制を築くことこそが、関西オープンのさらなる発展に不可欠であると考えております。

そして来年は―― 「MPOには厳しく、他の部門には楽しく」 このスローガンを掲げ、競技性と楽しさが共存する大会を創り上げてまいります。
今後も関西オープンは挑戦と進化を続けてまいりますので、引き続きのご支援・ご声援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

(文責:TD・坂井美毅)