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第25回東京オープン(2014.4.19-20東京都江東区・辰巳の森海浜公園)
(2014.4辰巳の森・白井)

好調梶山が6年ぶり2度目の優勝・実広の連覇を阻止!!!
レディスは福原が、2年ぶり3度目の優勝!
~マスターは、川崎圧勝!Gマスターは、石原が、最終ホールで吉岡を下す~
今年の辰巳は、微風曇りのコンディションで、穏やかな2日間となりました。



国内戦では最もタイトに仕切られたコースにマイナーチェンジが施され、難コースに拍車をかけます。スコアでは、オープンの決勝進出者4人のみが、アンダーパーを記録しました。
今回も、準決勝でカットラインが設けられ、3ラウンド終了時点で、オープン12位タイ、Gマスター、レディス6位タイが、準決勝に進出することになりました。
<初日>
オープン:2013年度タイトルを総なめにした梶山が、1ラウンド目抜け出したものの、2ラウンド目を終わって、昨年の覇者実広と、菊地に並ばれました。4位には松田、5位以下には、JOの出場枠を狙って、坂井、杉渕、カール、佐々木辺りが凌ぎを削ります。
レディス:昨年、苦杯を喫した福原が前半から飛ばす。2位争いには、こちらもJO枠を狙って稲見、塚本が接戦、その中に、昨年覇者加藤が加わって混戦となりました。
マスター:川崎が、順調にスコアを伸ばしトップ。2位には工藤が続く展開です。
Gマスター:吉岡、江原の争いから、吉岡が一歩リードで、初日を終わりました。後続は、早川、石原が続いています。
アマアドバンス:1ラウンド目から圧倒的な強さを見せて、佐藤が独走態勢。2位に田村が続き、3位以下は、混戦模様となりました。
アマアドバンスレディス:安定したスコアで、古谷が大量リード、2位には、健闘を見せる吉澤が続いて初日を終了しました。
<2日目>
オープン:準決勝進出を賭けた3ラウンド目、梶山が再び5アンダーパーの好スコアで抜け出し、後続に4差。2位タイには、実広、菊地と続く。4位には、このラウンド4アンダーパーとした坂井が、2位と3差に浮上しました。JO枠を狙う後続は、-3で回った佐々木が5位、-1の杉渕が、5位と1差の6位、同じく-1のアンディーが8位に付けました。
準決勝は、Av60をクリアした12選手が進出しました。準決勝では、後続の差を広げた梶山が、逃げ切り体制。2~4位は、3差の中で3選手がそのまま決勝に進出しました。JO枠争いは、準決勝でベストスコアタイを記録した、杉渕が5位に、6位に秋田の佐々木が入り、東京での3枠は、坂井、杉渕、佐々木に決定しました。
決勝は、危なげなく梶山が優勝、東京オープンV2。2位には、最終ホールで菊地を逆転した、昨年の覇者、実広が入りました。オープンで久々決勝進出の坂井は、最終ホールをバーディーとしたものの、惜しくも4位となりました。
レディス:2日目に入っても福原の勢いは止まらず、完全優勝でV3を達成。決勝に入っても一進一退の攻防を繰り広げる、塚本、加藤、稲見は、稲見が、3R目の差が響いて惜しくも2差の4位。加藤、塚本は、最後まで決着が付かず、2位タイとなり、この結果、JO枠は、塚本が獲得することとなりました。
プロマスター:川崎が、順調にスコアを伸ばし圧勝。1差で決勝をスタートした工藤、千葉の2位争いは、決勝最終ホールを2打リードで迎えた工藤が、頭脳的プレーで、逃げ切り、4位には、迎田が入りました。
プロGマスター:3ラウンド目に-5、驚異の追い上げを見せた石原が、吉岡とタイスコアで迎えた決勝最終ホール、2日目の勢いそのままに、OBで苦しんだ吉岡を、突き離し優勝しました。昨年9位からの躍進でした。3位には、早川の猛追を振り切り、江原が入りました。
<エース>
昨年、マスターのサドンデスで盛り上がった決勝最終9番で、今年は、Gマスター4番目の男が、輝きを放った。
このホール、4番手で登場した早川。この円形のアイランドホール82m。いつになく多い観衆が、ゴール奥に、ティーに向かって半円に取り囲む。やや時間を取って投げ出されたディスクは、やや高め、ゴールの右をハイザーラインで進む。観衆に到達する直前に回転が解かれたディスクは、鷹が獲物を狙うかのように、急激に、しかも鋭角にゴールを捕えた。初めて近くで聴くエースの音は、想像を超える大きさだった。

アマアドバンス:安定したラウンドを続ける佐藤に、付け入る隙はなく、そのままの勢いを持続して圧勝。惜しくも佐藤には届かなかったものの、こちらも安定した力を見せ付けた田村が、昨年の5位から一気に2位に食い込みました。混戦のベスト4争いは、決勝で好スコアを出した、郡が3位。同じく小山が、5位からの逆転で4位に食い込みました。
アマアドバンスレディス:決勝で、唯一の60台を記録した古谷が優勝。2位には、古豪吉澤が健闘を見せました。
<1DAYアマチュア>
マスター:1ラウンド目4位タイからスタートの塩原が、決勝で3人をごぼう抜き、優勝しました。2位にも、3位からの逆転で藤原が入りました。
Gマスター:こちらは、1ラウンド目5位からの逆転劇で、本田が優勝。2位には、2連覇を狙った小林が、3位から逆転を狙ったが、惜しくも1打届きませんでした。
SGマスター:1ラウンド目に抜け出した神浦、宮本が、1.2フィニュッシュ。宮本は、昨年の3位から、2位にUPしました。後続は混戦となり、山田、根本、有賀が3位タイとなりました。
SGマスターレディス:1ラウンド目、唯一70台を記録した神浦が逃げ切りました。
U19:こちらも、1ラウンド目に69の好スコアで、福留が優勝しました。
Gマスターレディスでは、堀(あ)が、U13Lでは、堀(菜)が、それぞれ優勝しました。
<終わりに>
この難コースに、2日間参加していただきありがとうございました。今年は、珍しく天候にも恵まれ、楽しいラウンドが出来たことと思います。参加者が多く、盛り上がりを見せた反面、運営面での十分なサービスが出来なかったことを、反省しております。これに懲りず、来年もぜひリベンジにお越しください。
これから、大きな大会が目白押しです。体調管理を十分にして、頑張って頂きたいと思います。終りになりましたが、この素晴らしいコースを使用させて頂いた公園関係者、協賛の(株)ヒーロー、Discgolf.jpその他スポンサー、そしてスタッフの皆様、本当に有難うございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。