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第18回関東オープンディスクゴルフトーナメント(2014.7.5-6)は、今年も100名を越える選手を迎え宇都宮市清原工業団地3号緑地 特設コースで行われました。

〈初日〉大会初日、前日の公式練習日の朝から降っていた雨も未明より止んで薄っすらとした曇り空で絶好のスポーツ日和となり、プロ部門:予選第1R~2R、アマ部門:マスター、グランドマスター、シニアグランドマスター、レジェンド、クラスの予選~決勝が行われた。
【アマ部門:予選R~決勝R】
・マスター:予選をトップで折り返した地元、河内選手と瀬谷選手の一騎打ちとなるが、1差で瀬谷選手が逆転優勝する。
・グランドマスター:予選Rから安定したプレイでトップを譲らなかった白井(芳)選手が優勝、予選Rで3位との2差を守りきった五十嵐選手が2位となる。
・グランドマスターレディス:予選R~決勝Rと全ての順位が変わらず神浦選手が優勝。2位に吉澤選手となる。
・シニアグランドマスター:予選Rをトップで折り返した宮本(重)選手、1差の緒方選手、4差で神浦選手、山田選手、地元、腰坂選手が続く。決勝Rでハマりだしスコアを落とした宮本選手に代わり混戦を制したのが緒方選手と神浦選手、サドンデスにより優勝は緒方選手、神浦選手が2位、そして3位には決勝Rでベストスコアを出し5人抜きをした有賀選手が入る。
・レジェンド:重松選手と若林選手の一騎打ち。結果、予選Rの差が響き若林選手が優勝。
【プロ部門:予選1R~2R】
・オープン:予選1R、昨年優勝の実広選手と久々参加の梶山選手が同スコアでトップに並ぶ。2投差で昨年準優勝・一昨年優勝の菊地選手と昨年4位・一昨年3位の白井(一)選手が続くが、2R終了時点でトップの梶山選手に菊地選手が追いつく。コースにハマりだした実広選手に代わり高倉(大)選手がトップグループへ入る。
・レディス:予選1R~2Rと福原選手が飛ばす展開となり、それを佐藤(幸)選手とキム選手(韓国)が10差で追いかける。
・マスター:順調にスコアを伸ばす地元、川崎選手がトップ。それをカール選手、藤井選手、平林選手が追う。
・マスターレディス:地元、兼弘選手と2R目の追い上げで佐藤(教)選手がトップタイで逃げる。
・グランドマスター:予選1R~2Rと金子選手が飛ばす展開となり、それを地元、阿久津選手を先頭に諸岡選手、大滝選手、高倉(靖)選手が追いかける展開となる。
・シニアグランドマスター:予選1Rをトップで順調にスタートした土田選手が2R目にコースにハマりだしスコアを落としたなか、安定したプレイで地元、五味渕選手がトップとなる。

〈二日目〉【アマ部門:予選R~決勝R】
・アドバンス:昨年の覇者、地元、柴原選手とコナー選手(アメリカ)のトップ争いが見どころのひとつであったが、予選R1番で柴原選手、痛恨のトリプルボギーとしコナー選手はバディーで上がる。その後は両者譲らず互角の展開となるが7差で2位に柴原選手と塩原選手が付け予選を終わる。決勝Rも安定したペースでコナー選手が逃げ切りで優勝する。2位に柴原選手、続く3~4位の展開が大荒れとなり、3位に予選4位からスコアアップした郡選手、4位に予選6位からアップした佐藤(弘)選手と予選13位から決勝でのベストスコアをたたき出してアップした山口選手が入る。
・アドバンスレディス:連覇を狙う関口選手だが1番、8番、18番につかまり予選を4位で通過する。それを後目に昨年2~4位のメンバーで古谷選手がトップ、2位に坂井選手、3位に山口選手が決勝へと折り返す展開となるが、予選の失敗を繰り返さないのが関口選手の強み、決勝でベストスコアをたたき出し前の3選手を追い越し見事優勝し、大会4連覇を達成する。そして2位に古谷選手、3位に坂井選手となる。
【プロ部門:予選3R~準決勝~決勝】
・オープン:予選3R、トップ梶山選手に1差で菊地選手が続くという二人の優勝争いの様相が強まるなか、その後を白井選手、高倉選手が追いかける展開となる。続く準決勝、二日間を通し1番でバーディーのない梶山選手が痛恨のトリプルボギーを出し、菊地選手に3差と大きく逆転を許す結果となる。3位争いの高倉選手と白井選手が同スコアで並ぶ。そして決勝、スタートホールの10番、続く11番でトップ菊地選手に2差縮めた梶山選手、そして勝負が決まったのが14番、バーディーで上がった梶山選手に対しダブルボギーとした菊地選手、ここで順位が逆転し2差で逃げ切った梶山選手が優勝。昨年に続き菊地選手が2位、3位に白井(一)選手、4位に高倉(大)選手となる。最後に、決勝に残った4名がアンダーでラウンドしたことを付け加えます。
・レディス:予選1~2Rをトップできた福原選手が二日目も危なげなく優勝。2位争いは佐藤(幸)選手が制した。
・マスター:前日から川崎選手がただ1人アンダーでラウンドし見事2連覇、優勝。続く2位にカール選手、3位に平林選手、4位に江原選手と順位は変わらなかった。
・マスターレディス:前日から続くトップ争いは予選3Rまで続いたが、準決勝の1番、9番で兼弘選手が大崩れ。その結果優勝は佐藤(教)選手、2位に兼弘選手となる。
・グランドマスター:予選から準決勝まで安定していた金子選手が決勝で乱れたものの、2位以下に大差をつけ昨年2位のリベンジを果たし優勝する。続く2位争いは毎回入れ替わるというし烈な状況の中、3R5位、準決3位と後半の爆発力が光った高倉(靖)選手が2位に、3位に諸岡選手、4位に阿久津選手となる。
・シニアグランドマスター:予選2Rからトップに立った五味渕選手がそのまま逃げ切り見事2連覇、優勝となる。

〈最後に〉
今年も関東オープンに参加していただきました多くの選手の皆様ありがとうございました。来年も楽しく、時に辛く、チャレンジできるコースを準備したいと考え、皆様の参加をお待ち申し上げます。最後になりますが、大会開催にあたりご支援いただきました栃木県、宇都宮市、宇都宮観光コンベンション協会様に御礼申上げますと共に、JPDGA川崎会長、DDJam本田さん、そして大会スタッフの皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

関東OP・TD阿久津 英隆