null null null null

第13回清里の森オープンは、山梨県・清里の森ディスクゴルフコースにおいて、5月19日(土)、20日(日)に開催された。


 毎年この時期に開催される本大会ですが、八ヶ岳の残雪は例年になく少なく、いつもは見られないスミレやリンドウ、ツツジ等の花々が咲き乱れ、天候にも恵まれた気持のよい大会となった。
大会は、プロ部門36名、アマチュア部門16名、合計51名のプレイヤー(1名棄権)で競技を行った。

●アマチュア部門
アマチュア部門は、土曜日のオープンクラスと日曜日のクラス別で競技を行い、大木選手がオープン及びアドバンスの両クラスで優勝しWチャンピオンに!
【19日:オープンクラス】
オープンクラスは7名の競技となり、1R目に2位に5打差をつけてリードした大木選手が決勝でもそのまま逃げ切り優勝!決勝ラウンドで一人28のベストスコアで追い上げた姫井快人選手が1打差で惜しくも2位に。3位には大木選手、4位には森田選手がそれぞれ入賞。
【20日:アドバンスラス】
アドバンスクラスは8名の競技。1R目は3名が50台の好スコアをマーク、姫井快人選手、曽我部選手が前日優勝の大木選手を1打リードする混戦。決勝ラウンドで大木選手がトップスコアで曽我部選手と並びサドンデスで勝者を決める展開に。17Hのニアピン勝負で最初に投げた大木選手がベタピンに着けW優勝を決めた。2位はニアピンで悔しい思いをした曽我部選手。3位は姫井快人選手、4位は遠藤選手が入賞した。
【20日:シニア・GMクラス】
シニアGMクラスは5名で競技。1R目に60のスコアで2位と4打差をつけて強さを見せつけた若林選手が決勝でも安定的なスコアで圧勝!決勝ラウンドで31のトップスコアを出した高野選手が3位から逆転で2位に。3位は森田選手、4位は木下選手が入賞。
【20日:ジュニアクラス】
ジュニアクラスは2名で競技。荒波兄妹の対決はお兄ちゃんの健太選手が貫禄の優勝!妹の朋佳選手が2位入賞でした。

●プロ部門
2DAY大会のプロ部門は、18H予選3ラウンドと全員参加で準決勝9H、上位4位までの選手が決勝6Hで競技。オープンでは、松田選手が見事大会5連覇を達成!レディースは稲見選手が貫禄の優勝!
【オープンクラス】
オープンクラスは10名(1名棄権)の競技となり、初日101で松田選手がトップに立ち102の1打差で白井選手が2位、3位は長岡選手108、4位に福田選手109と続き、トップ4はこの4名に絞られた。2日目、3R・準決・決勝と全てトップスコアで回った松田選手が差を広げ大会5連覇を達成した。2位は7打差で白井選手。3位には3R目に逆転した福田選手が逃げ切り、決勝で追い上げたが2打差で長岡選手が4位入賞した。
【レディスクラス】
レディスクラスは8名で競技。初日は121で佐藤選手がトップに、2打差123で稲見選手の続く展開。2位から5打差128の3位タイで木宮選手と小林選手が続いた。2日目、3R目に3打差に広げた佐藤選手が逃げ切るのかと思われた準決勝、稲見選手が29のトップスコアで一気に逆転し2打リード、決勝でもリードを守り見事な逆転優勝!初日5位から追い上げ3位で決勝に臨んだ兼弘成望選手は決勝特設6Hで22と男性プレイヤーに引けを取らないスコアでトップに2打差と迫り2位に食い込んだ。3位は佐藤選手、4位は小林選手が入賞した。
【マスタークラス】
マスタークラスは9名で競技。初日は109で石原選手がトップに、4打差113で川崎選手が2位、3位は114の丹治選手、4位タイに115の姫井豊彦選手と平林選手が続いた。2日目、3R目は全体にスコアを崩した選手が多い中、一人54のアンダーパーでラウンドした川崎選手が一気に逆転し首位に立ち、そのまま準決・決勝と安定したスコアでリードを保ち優勝した。2位には石原選手、3位には決勝で2打差を追いついた平林選手が姫井豊彦選手と並んだ。
【グランドマスタークラス】
Gマスタークラスは6名で競われ、初日は107でデイナ選手が2位に4打差をつけてトップに立ち、2位に111の工藤選手、3位は112の藤井選手、4位は113でカール選手が続く展開。2日目、3R目で54を出した藤井選手が一気に逆転し準決でもリード広げて臨んだ決勝で、ドラマがあった。トップと7打差で3位のデイナ選手が、決勝特設6Hで驚異的なスコア17を出し一気に藤井選手と並んで1位タイに。4位の工藤選手も2位カール選手との2打差を詰めて3位タイに上昇。優勝決定は17Hのニアピンの結果、藤井選手に副賞のワインが渡った。
【シニアGMクラス】
シニアGMクラスは3名で競技。1R目から決勝まで、全てのラウンドでトップスコアを記録しリードを広げ続けた河合選手が見事な優勝!2位は山田選手、3位は諸岡選手が入賞した。


●アベレージ賞
清里の森オープンのトーナメントコースは、プロもアマも毎年同じティ、同じレイアウトで競技することが大きな特徴。毎年参加されている方は今までのご自身のスコアにチャレンジしご自身の成長を自覚できるコースです。本大会では過去の参加者の個別アベレージを計算し、過去のアベレージより今回の予選ラウンドの平均が上回ることができた選手を発表し、最も頑張った選手から副賞を選ぶ権利が与えられました。

●ニアピン賞
恒例の建物に隠れたブラインドの18番46mで、予選1R、2R、3R(アマ予選1R)の計3回ニアピンが競われた。
1R目:岩田選手
2R目:白井選手
3R目:小林選手
※デイナ選手よりディスクの個人協賛があり、小林選手が獲得した。

最後に、この度清里の森OP開催において、会場提供や優勝者副賞ワイン等のご協賛を頂いた清里の森管理公社様、ショップの開設と数々の賞品のご協賛を頂いたクラブジュニア様に感謝申し上げます。