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第7回、アジア選手権は14年振りに国営海の中道海浜公園にて8月3日〜8月4日に開催されました。
今回はプロ部門のみ、しかもオープン部門とレディース部門の2部門だったにも関わらず、オープン46名、レディース11名、そして日本ならず韓国、タイ、アメリカ、オーストラリアと、多国籍な大会となったことを大変感謝しております。



そして本大会の目玉となった日本屈指の特設ロングコース。

Aコース、海の中道の地形を活かしたダイナミックかつ繊細さを要求される9ホール。アベレージ139mイーブンパー33

Bコース、比較的オープンだがバーディを獲る為には飛距離と正確なディスクコントロールが必要とされる9ホール。アベレージ105mイーブンパー28

前日準備からそうでしたが、まさに猛暑日の中のスタートとなりました。

オープン部門
1R
やはり頭一つ抜け出したのが梶山学選手。唯一のアンダーパー55。
続いては混戦を予想させる流れか。
イーブンパー61の長岡健太選手が2位、以下66までの間に11人がひしめき合う展開。
2R
梶山学選手、さらにスコアを伸ばして54。
そしてアメリカから参戦のJason Plunk選手が2人目のアンダーパー56で一気に2位へジャンプアップ。3位以下は相変わらずの混戦状態。
3R
アンダーパーを出した3選手(梶山学52,Jason Pluk,長岡健太選手59)が決勝進出をほぼ確実にする中、イーブンパー61でホールアウトの藤井選手が梶山能安選手に追いつき決勝ボーダー(4位タイ)に。
準決勝
決勝進出のかかる4位争いは、トップグループで周る藤井選手が3R目の勢いをさらに増してB7でace!そしてB1で理想的なラインでバーディを奪い、2アンダーの学選手に次ぐ好スコアで長岡健太選手に1投差と迫り、最後の1枠を手に入れました。

決勝
今回は動画撮影もあり、少しでも大会の雰囲気も感じて頂ければと思いますが、Aコースでの各々の個性を発揮されたラウンドとなりました。特筆すべきは大差で優勝さした梶山学選手のパフォーマンスもさる事ながら今回2位のJason Plunk選手。
粗削りながら学選手と同等の飛距離。圧倒的な初速は驚愕でした。
彼が2位でフィニッシュ出来たのは恐らく学選手のラインを参考にした事が大きいでしょう。
これからの成長が楽しみな存在です。

3位争いは一時藤井選手に傾いた流れをA7のアプローチで再び引き戻した長岡健太選手に軍配が上がりました。

レディース部門
1R
高木里香選手70、Shinah Kim選手73、中川原友香選手74の好スタート。

2R
レディース唯一の60台をマークした高木里香選手とShinah Kim 選手が首位争いか。

3R
67というビッグスコアを出したshinah kim選手が単独首位へ。
それを1投差の高木里香選手が追う展開。
3位は安定のラウンドの中川原友香選手。
そして決勝進出をかけた4位争いは関口成子選手と1投差で迫る吉田直代選手との闘いに。

準決勝
Shinah kim選手、高木里香選手、同スコア32、中川原友香選手33、4位争いは32という好スコアをマークした吉田直代選手が逆転での決勝進出。

決勝
1投差でスタートしたShinah Kim選手と高木里香選手。勝負に出たShinah kim選手ですが、冷静なプレイの高木里香選手に及ばず、逆転を許し高木里香選手が優勝。

今回、この大会を無事に終了する事が出来たこと、また関係した全ての皆様に感謝すると共に、また来年もこのコースでお待ち出来るように努めます。
参加された皆さま、来年もぜひ、身近な方々を誘って海の中道海浜公園へお越しくださることを心から願っております。
トーナメントディレクター 梶山能安