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草木が芽吹き、馬事公苑も緑豊かに包まれた。5月の4日,5日ゴールデンウイークに、第9回南相馬オープンを開催しました。


天気も朝方に霧雨で、日中は時折陽の差し込む時もあり良好、スタート時の朝もやの中に浮かぶ木々が幻想的で癒された方も多いと思います。今回の大会は南相馬オープンが76名、ペガサス杯が38名、総エントリー数が114名でオープンに至っては、フルエントリーを越えた参加人数となり、大会を主催した地元として、嬉しいかぎりで参加して下さった方々に感謝します。
コースについてですが、今回の大会は馬事公苑の特性を生かしたコース造りを意識したつもりです。一般の来客の少ない施設であり自由度が高く、馬の障害競馬としての公苑である為、障害用の道具
を活用し、従来よりイベント性を高めたゲームにしたいと考え、18H(円形闘技場)はUSオープンのミニチュア版を意識しました。2H(オーバー・ドライブ) 5H(ドラゴン・ツィスター)等は、ボール・ゴルフを意識してレイアウトしました。2Hの池又は、5Hの左右OBにはまった方も多いとおもいます。6H(プリズン・アイランド)は従来の浮島に加え、ゴールを吊るして見ました。[仲間と試行錯誤しながら、出来上がった時はちょっと感動、美しく吊れたかな]このホールはゴール廻りがOBなので、セーフ・ゾーンに置くかゴールを狙うか迷った方も多いのではないでしょうか、14H(ツィン・マンダトリー )は138mのダブル・マンダトリーを2つ通さなければならないのですが、苦労なさった選手は多かったようです。
今回の大会は、タフなコースになっていたと思いますが、16H(アゲンスト・エンジェル89m)で川崎選手が、10H(森林美術館72m)では、岡山の家元選手がエースを出しました。
決勝ですが、プロ・オープンの決勝進出した方々のレベルの高さには驚きます。その中で終始安定したプレーで菊地哲也選手が優勝しました。松田選手の17H(モニュメント・ダンス140m)Par4のイーグルも圧巻でした。レディースの白井浩子選手、マスターの六本木孝道選手も共に安定したプレーで優勝をものにしました、おめでとうございます。
アドバンス男子優勝・佐藤選手、アドバンス女子優勝・渡辺選手、グランドマスター男子優勝・白井選手、グランドマスター女子・関口選手、シニアグランドマスター優勝・高野選手おめでとうございます。
タフなコースセッティングではありましたが、参加して下さった選手の皆様ありがとうございました。
最後になりましたが、この大会に協賛して頂きました(株)ヒーロー様、ご支援を頂きましたJPDGAのスタッフの皆様に感謝申し上げます。
また秋に馬事公苑で開催される日本選手権で会いましょう!!

南相馬オープンTD 竹林 幸紀