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2008年の全国スポーツ・レクリエーション祭スポレク滋賀をきっかけに、かつて日本オープンも開催された実績のある希望が丘文化公園で、春の滋賀オープンと並ぶ規模に育ってきた「希望が丘ディスクゴルフ大会」も今年で3回目の開催となりました。
この大会の特色は、主催が希望が丘文化公園であることや大学生を中心とした若い世代が多いことがあげられます。今回の大会は、9歳から75歳までの幅広い年齢に加え、小学生が6人、中学生が2人、高校生が12人、大学生が28人と、総参加者数72名の半分以上を学生が占めています。
滋賀の大会は、敢えて公式戦にも公認戦にもせずに、次世代をになう若い人たちが参加しやすいようにしています。もちろん普段公式戦に出ているメンバーの参加も有りレベルの高いスローを見てもらえる大会になっています。
今回は、72名という大人数の定員ながらも締切日を待たずに定員に達する人気振りで、いつも参加してくれる杉渕純一選手や晄勇人選手、吉野勇作選手、池田剛選手は不在でしたが非常に活気のある大会になりました。
オープン部門は、1ラウンド目に、公式戦で普段上位にいる吉岡、高倉、千葉を抑え地元滋賀の神山吉孝と愛知の蔵座洋が抜け出しました。決勝ラウンドの17H目で神山が5を叩き4で抑えた蔵座に逆転を許し1位2位が入替わりました。3位~5位には、武朗、靖詞、大の高倉一家が並びました。
ウィメン部門は、今年プロ部門にデビューした加藤宏美が公式戦で普段上位にいる吉岡恭子を1打抑え予選でトップに立ったものの、決勝ラウンドでは終始安定した吉岡がトータル4打差を付け逆転しました。3位には愛知の羽根みどりが入り、4位と5位には龍谷大学生アルティメットクラブROC-A-AIR所属でディスクゴルフの経験も豊かな斎藤明子と丸山亜起が入りました。そして、かつてプロレディースで活躍していた山田文子(旧姓:伊藤)が赤ん坊を抱いてのラウンドながらも、衰えぬ実力で6位に喰いこんできました。
ジュニア部門は、パットこそ未熟な部分があるものの大人顔負けの飛距離で難コースを攻める姿には驚かされる粒ぞろいの選手層でした。
今回のコースは、1~9Hを完全に常設のまま使用したにもかかわらず、そこをボギー以上を叩かずに回れた人が誰ひとりもいないというすごい結果となりました。希望が丘文化公園常設恐るべし。
10~18Hは、サービスHあり、ロングHあり、テクニカルHありの滋賀ならではのコースに挑戦してもらいました。特に17番18番は、かつて無いマンダトリーシステムに目を丸くするプレーヤーが多くいました。
来年の日程は、10月7日(日)の予定です。

早川浩一