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2012第5回韓国選手権(2012.10/13-14 韓国・大邱(Daegu))
梶山(学)決勝で逆転V!!!
~4差に4人が犇めく決勝は、梶山、白井が1.2フュニッシュ~

第5回韓国選手権が、10月13・14日の両日、釜山から内陸部へ100kmにあるDaegu市Daegu Environment and Resources Parkで開催された。


1年前にコースが出来た、まだ新しい公園で、もともとあった大きな樹木と植樹された樹木とのバランスが面白い。公園は、その中央に直径100mを少し超える円形の芝生広場があり、その周りに広大な植樹帯が広がっている。公園の南西方向には、30m程の幅を持つ川が流れていて、その両サイドに20m幅の芝生エリアが、川をガードするように続いている。今回の最長コースは、この川を挟んで243mがセットされた。全体としては、平坦で、アップダウンは、この川と外周道路との段差が20m程ある感じだ。コースマップは常設のものを渡されて、金曜日の練習ラウンドをしたが、距離は小さな字で良く解らない。9ホール程度は100mを超えるコース設定か。天候は、10,11月が乾季とのことで、ほとんど心配ない状態。気温は、日中やや暑く、朝晩はやや寒い、一番良い気候のようだ。風も微風で、さほど気にならない。
釜山に着いてからは、スタッフに、だっこにおんぶ状態で、何不自由なく試合に臨むことが出来た。大会当日気が付いたが、参加者も60名を超える盛況で、スタッフもかなりの人員が確保されていた。オープン部門は、アメリカ、カナダからの参加に加え、在韓アメリカ人が多く、会場の広さと重なって、アメリカで試合をしている感覚になった。

試合の方は、オープン部門では、上位5名ほどが、実力伯仲、決勝進出者は、4差の中に4人が入る接戦となった。勝ったのは、ラスト2ホールでトップに立った梶山学が、そのまま抜け出し優勝。ロングホールで見せる、多彩なショットと飛距離に、観衆からため息が漏れていた。2位には2差で白井、5差でErickが入った。

初日のオープニングセレモニーでは、JPDGA会長の祝辞を、招待選手梶山学が代読、大きな拍手が沸き起こった。また、梶山選手は、初日の昼休みには、初心者講習会を実施。通訳のLee Suinの流暢な日本語のお蔭で、意思疎通もスムーズに行われ、30名ほど参加の講習会も、盛況のうちに終了した。
今後のKPDGAの発展に期待したい。

少し私の話をすると、今回参加を決めたのは、今年のワールドで、お世話になったKimさん(ワールドレポートの車の鍵事件の本人・KPDGA代表)がTDを務める大会であったことがきっかけでした。急に決めたこともあり、コース、参加者、場所等、何もわからずに参加しましたが、前述の通り、とても楽しい大会を経験させてもらいました。

大会関係者の、多大なる尽力に感謝申し上げます。特に、地元の関係者の協力が素晴らしい大会を作り出していました。次回も機会があれば、是非参加したいと思います。

PDGA#6075・白井