お正月明けの第2土日、今年の先陣を切って神奈川オープンが開催されました。
大会は県の教育施設を利用させていただくことで、利用の多い春夏秋を避けシーズンオフとなる冬場の開催が恒例となっていますが、1月開催は今大会が初めてでした。
多くの利用団体とのバッティングによるトラブルを考えると、競技の性格上冬場でもいたし方ありません。本当は遠方から参加される選手の皆様にも、秋の燃えるような紅葉を堪能してほしいと思っているのですが。

さて、当日はお天気にも恵まれ絶好の大会日和。風も弱く、選手の皆さんも気持ちよくラウンドしていたようです。ただしここ愛川のコースは建造物や障害物も多く、OBは当たり前、しかもトップとボトムのホールの高低差は50m以上もあるというアップダウンの厳しいコースでもあるのです。14番、15番の名物ホールでは天国と地獄を味わった選手も多かったようですョ。

大会の結果はホームページでご確認いただくとして、オープン優勝はぶっちぎりで白井選手。マスター優勝は五十嵐選手。アドバンスは予選ラウンドの4打差を決勝9ホールで追いつき、サドンデスで若手の吉岡選手を抑えて優勝した中岳選手。見ごたえのあるすばらしい試合でした。

実はこのお三方、何を隠そう四捨五入した年齢はそれぞれ60歳の還暦なのです。
優勝された方々は、年齢を感じさせないもの凄いパワーでしたよ。
また白井選手にいたっては予選3ラウンド、準決勝、決勝までOB無しのパーフェクト!
まだまだ若手にはタイトルは渡せない、と言う気迫に溢れていました。

参加された45名の選手の皆様、主催者側として至らないところも多かったと思いますが、来年もまた楽しんでいただけるようなコースを設定して、さらに多くの皆さんのお越しをお待ちしています。有難うございました。

【神奈川県ディスクゴルフ協会 事務局 小田為基】