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みちのくオープン20回記念大会にご参加いただき、誠にありがとうございました。
本大会は記念大会にふさわしい新たな挑戦として、三日間の大会開催、27ホールの特設、1日27ホール1ラウンド方式、インターバルタイムの導入など、岩手県ディスクゴルフ協会として初めての試みが数多く盛り込まれた大会となりました。



さらに、今年の異常な高温や、近年増加している熊の出没への対応、昨年大会では台風と雷により2日目の中止を余儀なくされたことから、天候リスクへの備えも大きな課題でした。
しかしながら、参加選手の皆様のご理解とご協力、そしてスタッフ一同の尽力により、大きなトラブルなく全日程を無事に終了できましたことを心より御礼申し上げます。

また、ここ数年の課題であった「エントリーの早期締め切り」を解消するため、今回は27ホール化に踏み切りました。その結果、定員に余裕を持たせ継続的な募集が可能となりました。一方で、三日間開催となったことが参加希望者の皆様のスケジュールと合わないケースも生まれ、新たな課題も見えてまいりました。この点につきましては、今後の大会運営の重要な検討事項としてしっかりと向き合ってまいります。

20回記念大会では、歴代の名物ホールに加え、新たなコース開拓にも挑戦し、「コースクオリティのワンランクアップ」をテーマに準備を進めてまいりました。
参加者の皆様からは、「投げ応えがあった」「楽しかった」「難しくて面白い」といった嬉しいお声を多数いただき、コースデザインチームにとって何よりの励みとなりました。
この高評価は、長年にわたり岩手県協会を支え、全国大会のみならず海外大会にも精通している横田一平氏と黒渕正人氏のタッグによる、緻密かつ戦略的、そして大胆で挑戦的な27ホール設計の賜物です。皆様には、その魅力と“手強さ”を存分に味わっていただけたのではないかと思います。

そんなこだわりの27ホールを舞台に、記念大会にふさわしい白熱した戦いが繰り広げられ、プロオープン・プロマスターレディース・アドバンスレディースの3部門ではプレーオフが実施されました。
ギャラリーの皆様が見守る中、それぞれが劇的なクライマックスを迎え、大会は大いに盛り上がりました。各部門で優勝・入賞された皆様、誠におめでとうございます。

20回目の節目を皆様と共に迎えられたことは、私たちにとって大きな喜びであり、今後の大会運営の励みとなります。
今年も全国各地から多くのプレーヤーの皆様にお集まりいただきましたこと、改めて深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。

トーナメントディレクター 伊東格