JPDGA JPDGA JPDGA JPDGA

日本最古の公式戦として記念すべき第25回九州オープンが、11月26・27日に福岡県の国営海の中道海浜公園で開催されました。
四半世紀を迎える本大会を天も祝福してくれたのか、二日間共、ポカポカを通り越す程の好天、無風という九州オープンには珍しい天候となりました。


コースはビジュアルと気持ち良さをコンセプトに、バラエティーに富んだ誰もが楽しめるコースを設定しました。平均距離はプロ94m、アマ74mで、参加者はプロ部門35名、アマチュア部門21名で熱い暑い、戦いが繰り広げられました。
プロ部門オープンは、初日トップに立った梶山学選手に対し、大石、白井、実広選手が2打差の2位対で追う形となり大混戦の幕開けとなった。2日目、3Rで大石、白井選手が浮上し順位が入れ替わるもトップと4位は4打差で混戦状態は変わらず。準決勝では今まで5位に甘んじていた菊地選手が見せた。8バーディー1パーで圧巻のスコアーをたたき出し4位対に急浮上。決勝戦は5名での戦いとなったが、大石選手が終始安定したプレーを保ち1打差で白井選手から逃げ切った。
プロ、レディースでは、トップの野中選手を、2打差で追う金谷選手と1R目に出遅れた塚本選手がどこまで追い詰めるかの勝負となった。大崎選手は3R目の不調が響き苦しい展開ながらアグレッシブに攻め続ける。塚本選手もバーディラッシュならず戦列から離脱。内に秘めた闘争心をよそに終始、笑顔が絶えないパーティながら、パットの瞬間だけは空気が凍る。野中選手・金谷選手の巴戦!緊張のパーセーブ連続!そして、1打差で迎えた最終ホール、18番、オーナーは1打差で追う金谷選手。ゴール10mと微妙ながらもバーディチャンス。しかしながら、次投者、野中選手が3m以内へスーパーショット。最後のパットは、4名全員の笑顔で締めくくられた。
プロ、マスター決勝戦はトップ坂井選手に対し4打差で浜崎選手、13打差で平林選手、19打差で西尾選手が追う形となり、それぞれに差が開いてはいるものの1席でも上を目指す姿勢は強固たるもので見ごたえのあるショットが連発された。中でも4位の西尾選手は上位選手を唖然とさせるアグレッシブな攻めでスーパーショットを放ちパーティーを沸かせた。しかし最後はやはり順位の変動は無く坂井選手が昨年のリベンジを果たし見事勝利。
プロ、グランドマスター決勝戦は、トップ吉岡選手2位と2打差スタート。パーセーブを重ねる吉岡選手に対し2位森選手1・2番連続ボギー、序盤で勝負あったと思われたが、5番吉岡選手ボギー、6番森選手執念のバーディーで追い上げ。しかし8番吉岡選手バーディー森選手OBで勝負あり。終わってみれば終始安定したプレーが光った吉岡選手が大差で優勝を決めた。
アマチュア部門アドバンスは、吉田選手が予選バーディーラッシュで大爆発、そのまま逃げ切り優勝。アマ、レディースは山口美津子選手が安定したプレーで2位と15打差をつけ1人旅。アマ、マスターは山口学選手が日高選手の猛追から逃げ切り優勝。アマ、グランドマスターは渡選手が終始安定したプレーで勝利を収めました。
また、第25回記念パーティーでは、お店からのサプライズで「いかの生き造り」プレゼントなども
飛び出し、大盛り上がりで笑顔溢れる楽しい時間を過ごす事が出来ました。
最後になりますが、会場となりました国営海の中道海浜公園、ならびに運営にご協力頂いたJPDGA,DiscSports,DISCNICSの皆様に感謝申し上げます。

福岡県ディスクゴルフ協会 事務局長 長岡 弘